雨。



夕方まで家の中でぐだぐだ腐ってた。
あわや夕食がレトルトカレーになるところであったが、
雨が上がったおかげで気分を持ち直し、買出しに行った。



夕食はマーボー丼。
今日の緑黄色野菜は ニラ in マーボー豆腐。



食事が終わり、次女が言う。
「マーボー丼嫌い」

長女も言う。
「私もあんまり好きじゃない」


何で? と訊くと、
口の中に、豆腐とご飯が混在する状況が許せないらしい。
マーボー豆腐 + ご飯 なら問題ないそうだ。

衝撃的だった。
そんな概念があること自体、30余年生きてきて初めて知った。

そして、稲妻のごとくいくつかの事象が理解できた。

・中華料理店によっては「マーボー豆腐」がメニューにあっても、「マーボー丼」が無い訳。
・牛丼店で、牛皿とご飯を別々にオーダーする人がいる訳。
・カレーライス、こじゃれた料理店だとルウが別に出てきて、ちょっとずつかけて食べなくてはいけない訳。

これら全て、
「ご飯に おかずを のっけて 出すのは 邪道」
という概念が有るからなのではないか?
そんなものがあったのか。 ショック。


早速、配偶者に訊いてみたら、
・マーボー丼は、最近になって許容できるようになった。昔は嫌いだった。
・中華丼は今でも許せない

とのご意見。
まだまだ世界は広く、自分が無知である事を思い知らされた次第。