木曜日、晴れ。

夕食は、カレイのムニエル など。


このあいだ見たDVD
「オペレーション・ワルキューレ」(「Stauffenberg」2004ドイツ)
ドイツ語だった。値千金。

8月9月に読んだ本
指点字ガイドブック」東京盲ろう者友の会
タイトルは「指点字」だが、盲ろう者に関して一通りの事が書いてある。

「視覚障がいと点字の世界」中村實枝
盲人の歴史、現状などがざっと書かれている。
点字の凹面表が載ってる。

視覚障害者の身だしなみと話し方」
視覚障害者と晴眼者がコミュニケーションをとるためのガイド」
この2冊は「社会福祉法人桜雲会」刊。当事者視点。
見えない人たちがどんな事に心を砕いているかわかる。
「盲人は頷かない」というのを知って、なるほど、と思った。

「同行援護ハンドブック」2011年 日本医療企画刊
ウケたフレーズは、
「同行援護従業者には、野菜・果物・魚・肉などの鮮度を見分ける力も必要なのです」
というところ。スーパーマーケットなどに行った時の話。
目の代わりをするからね。

「見えない人こそよくみえる」2012年 生活書院
当事者の本。見えない人がガイドにダメ出しする内容。
すごくリアリティがある、というか赤裸々。
「基本的にガイドヘルパーは利用者が全盲であっても弱視であっても、怪我をさせない、ぶつけない、階段から落とさない」

盲導犬クイールの一生文芸春秋
写真多目の本。あざといのに、心打たれたわ。

「ほんとうは見えているのよ 盲学校物語」大澤睦子
見える先生が盲学校の思い出を語る。
良い思い出も悪い思い出も、生き生きと書いてあって、楽しい感じ。

「天使をこの手に」ロバート・ラッセ
1930年代40年代ぐらいの、全盲者の自伝。
読んでて楽しかった。
「私の基地は広がりつつあった。私一人の生活を守ろうとしてつくりあげられたからから脱け出そうとしていた。外の広くて自由な世界‐そこは成長が約束されていた‐へのり出そうとしていた」

「脳に刻まれたモラルの起源」金井良太
なぜ人間は利他的な行動をとるか? とか 愛って何? とかを脳科学から解いてみる本。
人間がモラルを獲得したんじゃなくて、モラルを持ったサルが淘汰されずに人間になったのよ。とか。

「難病と視覚障害と宝物」速水基視子
全盲者の自伝。壮絶。

バリアフリー入門」もりすぐる
辛口。街の「なんちゃってバリアフリー」を斬る、みたいな内容。

「牧師さんになったお坊さんの話」松岡広和
タイトルそのまんまの本。自伝。

「たからもの」立道聡子
全盲者の自伝。